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MG-65 "The Dark Horse"

販売価格(税抜):
12,000(税込:13,200円)
商品コード:
P016
関連カテゴリ:
ピックアップ > その他のピックアップ
MG-65 "The Dark Horse"は'64頃のブラックボビン期の仕様を踏襲したMGタイプのピックアップです。オールドギターの個体差に着目し、その中でベストなバランスの組み合わせを作り上げました。フロントPUは抵抗値を低めに設定して低域の膨張を抑え、MG特有のプリッとした透明感のあるサウンドが際立つようチューニング。リアPUはフロントとは対照的に少し飽和感を感じられるようオーバーワウンド気味にコイルを巻き、MG独特の中域のクセを強調、フロントと組み合わせた際の音量バランスも整えています。

Neck:5.6kΩ前後(N極UP) CW
Bridge:6.5kΩ前後(S極UP) CCW
※ビンテージPUと同様、AWG42プレインエナメルワイヤーを利用しています。
※ホワイトのPUカバーが付属します。
注文時にポジション(ネックorブリッジ)をご連絡ください。
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

商品の特徴

ベストバランス

MGピックアップはネックポジションとブリッジポジションで出力差が無いため、弦振動の大きいネックポジションで音が大きく、ブリッジポジションで音が小さいといったアンバランスな状態が多くのユーザーの共通の課題でした。
MGやDS等のスチューデントモデルは日本では人気ですが、アメリカ本国ではそれほどでもないのか、リプレイスメント・ピックアップの選択肢も少なく限られています。

この"The Dark Horse"は、オールド・ピックアップを何百個も入手してネックポジションとブリッジポジションのベストな組み合わせを追求するとしたら、という想定のもと、オールドの個体差の範囲でネックPUとブリッジPUがベストなバランスになるよう設計しています。

ネックピックアップは邪魔な低域を減らしてより立体的な音像が得られるよう巻き数を減らした設計としており、ブリッジピックアップはコイルの巻き数を少し増やすことで、特徴のあるムスタング独特のサウンドはそのままに中低域の充実したジューシーなサウンドに仕上げました。
これらのピックアップはもちろんその他のスチューデントモデルでも十分な存在感を得ることができます。

詰め込まれたRetroTone独自のノウハウ

RetroToneのPUは全て良質のワックスでポッティングされます。このワックスはコイルの奥まで浸透するよう低粘度で調合されているため、コイルは非常に薄くコーティングされます。また、ポッティング後にボビン表面の余分なワックスは丁寧に拭き取られるため、ハウリング防止に必要な最低限のワックスでコイルが固定される形となります。適度なフィードバックや音の広がりを得るためには、ベタベタ、あるいはガチガチに固められたコイルよりも、低粘度のワックス少量で固定されたコイルの方が有利で、こういったワックスの調合やポッティングの手順にも繊細なノウハウが詰めこまれています。

この商品に対するお客様の声

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  • これは試す価値ありです。

     投稿者:watanabe おすすめレベル:★★★★★

    長文で失礼します。

    フェンダージャパンのムスタングの純正のピックアップが(ストラトのTEXMEXのように?)MIDLOW(?)を強調してハイを犠牲にしパワー感を出したのか、レンジが狭く感じ、このダークホースにフロントもリアも交換してみました。同時にコンデンサーもKCK Ceramic Capacitor 0.047uF 50V に交換しました。

    その結果、妙なクセがなく、ハイからローまでバランスよく出て煌びやかな音となりました。またピッキングの強弱への反応や左手によるビブラートも上手く捉えてくれるので、左右の手で様々な音がでるようになりました。これはコンデンサーの効果や他のパーツとの兼ね合いかもしれませんが、ギターのボリュームを絞っても良い感じでプレゼンスがカットされるような感じがします。トーンも目盛を3あたりにするとフェンダージャパンのようにモコモコとしますが、それまではハイというよりもプレゼンスのコントロールのような利き方をし、微妙なコントロールもできます。

    フェンダーUSAの67-68年辺りのムスタングも使用していますが、使い勝手はかなり似ているように思います。ギターの材質や個体差がありますし、手持ちのUSAとは完全には同じ音は出ませんが、ダークホースを載せたフェンダージャパンのムスタングは、楽器店で試したビンテージのムスタングのような素晴らしい音を出すようになりました。

    フロントだけ、またクリスピーなフロントとリアのミックス音も素晴らしいのですが、リアだけの音も良い具合に腰があり、弾いていて楽しいです。リハーサルスタジオの真空管系のアンプで大きな音でも試しましたが、エフェクト無しで十分にクリーンであれクランチであれ、ソロなど気持ちよく弾けました。いわゆるMIDLOWが強いレンジの狭い太い音が勝手に出てしまうのではなく、弾き方やギターのボリュームやトーン調整で次第で太いパワー感のある音も出せるといった感じでしょうか。

    今回交換して感じたことは、MIDLOWあたりを強調しまた出力をアップしすぎたピックアップですと音の透明感や煌びやかさが消え、ムスタングの個性を無くし、ストラトっぽい音になってしまっていた事に気づきました。これは好き嫌いの問題ですが、例えれば、派手な厚化粧をしてマスクを被るか、ナチュラルメイクで個性を引き出すか、といったところでしょうか。

    結論としては、ムスタング本来の音を求めていらっしゃる方は是非お試しを! コンデンサーや他の電装系も合わせて交換すると良いかもしれません。

    追記:このピックアップは高さ調整で出音がかなり変わると思います。高さを試行錯誤し、自分が求めている音になりました。

カゴの中

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商品金額(税込):0円